様々なケースへの対応
当センターでは、すでに診断を受けているケースはもちろん、より軽度なケースも多数ご利用頂いております。ウサギとカメのたとえ話がありますが、それは発達の課題についてもよく当てはまることです。発達に課題のあるお子さんは、ある面の発達に関して、カメの歩みのようにゆっくりだと言えるかもしれません。しかし、根気よくトレーニングを積む事で、油断して訓練を怠っているウサギを追い越してしまう事もあるのです。吃音症の子どもがアナウンサーになるように、苦手だったはずのことも逆に得意なことにさえ変えていけるのです。
比較的軽度な課題のお子さんでは、そうした挽回や逆転が起きやすいと言えます。しかし、重い障害をお持ちのお子さんでも、周囲が期待してもいなかったような驚くべき進歩や成長を見せることもあります。子どもには大きな可能性(変化する力)があるのだということを、発達トレーニングに携わりながら日々感じています。
診断を受けているケースでは次のような診断名が多いといえます。
自閉症スペクトラム症(ASD)自閉症/自閉症スペクトラム/アスペルガー症候群/高汎性発達障害などの診断名も含みます
注意欠如/多動症(ADHD)、注意欠如症(ADD)
学習障害(LD)最近は「学習症」ともいいます
言語障害(言語症)、知的障害、コミュニケーション障害、吃音症、チック症(トゥレット症候群も)
場面緘黙症(選択性緘黙とも)、適応障害、分離不安障害、社会不安障害、パニック障害
強迫性障害、愛着障害、情緒障害、小児統合失調症など...
なお、ご病状や状態によってはお引き受けできない場合もございます。あらかじめご了承ください。